初心者から弓道とアーチェリーの両立は可能か?という意見があったので、
弓道3年、アーチェリー4年の両方の経験がある書きます。
弓道からアーチェリーに転向は可能?
私自身も高校で弓道、大学でアーチェリーを始めているので転向は可能です。
意外に転向組は少ないです。大学のアーチェリー部にも50人中5人くらいだった気がします。
アーチェリーを経験者でも弓道経験が無い人がほとんどです。
初心者が弓道とアーチェリーの両立は可能か?
東京の小金井など、一部の弓道場とアーチェリーの練習場が併設されている会場では、二つも学ぶことが出来ます。
資金的に許せば、特に両立を目指すことは可能でしょうが、私はあまりお勧めしません。
まずはどちらかに絞るべき
まず、始めたばかりですので色々と覚えることも多いです。
両方の知識があいまいなままだと混乱しやすいため、まずはどちらか一方を重点的にやるのが良いでしょう。
なお、弓道がメインだった人が、アーチェリーをやるとリリースが大き目になります。
また、弓を力強く押しこんでしまう傾向にあります。
逆にアーチェリーがメインだった人が弓道をやると離れが小さくなり、
また、弓をふっとばしてしまうようです。(アーチェリーでは弓を出来るだけ握らないようにするため)
弓道も、アーチェリーもそれぞれ押し手、引き手の使う筋肉が似ているため、お互いに影響してしまいます。
弓道、アーチェリーを同時期にやると筋肉が混乱するため上達が遅れてしまうでしょう。
どっち付かずな状態が一番つまらないのでモチベーションが下がってしまいます。
モチベーションが下がると練習から遠のいてしまい、ますます下手になります。
どちらでもいいので、確実に一つは抑えてからのほうが大事です。
実際に弓道とアーチェリーの両立している人は
そもそもアーチェリー人口も少ないため、両立している人は少ないですが、
両立している人がいます。
元慶應義塾大学の弓道部とアーチェリー部の創立者の高柳憲昭氏が一番有名かと思います。
弓道とアーチェリーで本も出しており、また、それぞれに理論的に解説されていおり、分かりやすいのでお勧めです。
まとめ
- 初心者が弓道とアーチェリーで両立を目指すのはお勧めしない
- まずはどちらか一つに抑えるべし
- 両立している人で有名なのは高柳憲昭氏
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