アーチェリーで最初に習ううちの一つ。
「押し手の返し」
最初のうちは、返そうと思っても返りませんし、だんだんとプルプルしてきます。
押し手の返しを安定させるコツについてまとめました。
アーチェリーで押し手の肘の返しを安定させるには?
ズバリ言ってしまいますが、基本的にテクニックではなく筋力の問題です。
筋力が足りず、押し手が弓の力に負けてしまうので肘が返らないのです。
先輩たちの肘が返っているのは、練習と経験によって筋力が付いているからです。
押し手の力が弱いと、肩甲骨が寄ってきます。肩甲骨が寄ってくると、肘を上を向きます。
人間の体の構造上の仕方ないことです。
ですので、とにかく押し手の筋力をつけるしかありません。
効率良く筋力をつけるには
押し手に限らず、筋力アップの基礎を抑えることが大事です。
まずは普段使っている弓と一緒にゴムバンドを引いて、負荷を上げながらドローイングします。(通称:ゴムありドローイング、ゴムドロ)
「そんなことしたらフォームが崩れるよ!」と言われても気にしないでください。
まずは力を付けることが大事ですので、多少崩れても問題ないです。
ただ、最低限、押し手の肩を上げることだけはしないでください。
上がってしまうようでしたら、少しゴムバンドの負荷を弱くしましょう。
なお、負荷の目安としては「15回くらい引ける程度」の強さが良いです。
このゴムドロを2日に一回くらいやるのがおススメです。
リリースする必要はありません。家で弓を組み立てて、毎日15回引くだけです。
なお、筋肉痛が酷い場合は、ゴムドロの間隔をあけましょう。
慣れてきたら、ゴムの負荷を上げてください。「8回引ける程度」の強さが良いでしょう。
そのころには押し手が安定してきていると思います。
まとめ
- とにかく筋力が足りないのが原因
- ゴムありドローイングで筋力を付けよう
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