練習をしていると上下、左右に外れることがあります。
その原因と対策についてまとめました。
アーチェリーで上下左右に外れる原因
まず、外れる原因としては以下のいくつか考えられます。
- 押し手
- 引き手
- 身体、顔
- 弓、矢などの道具
- 環境
一つ一つ見ていきましょう。
上下左右に外れる原因1、押し手
考えられる原因は以下のとおりです。
- 的に対して弓を真っすぐ押せていない
- 正確に弓のグリップを支えていない(ピボットポイントがズレている)
- 弓のグリップが自分の手に合っていない
- 弓が傾いたまま押している
- 押し手の力がリリース時に抜ける
- 押しすぎ、あるいはリリース時に腕を振っている
ちなみに風が吹いている状態、かつ弓が傾いていると矢が曲がって飛びます
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上下左右に外れる原因2、引き手
考えられる原因は以下のとおりです。
- リリースが膨らむ、下に出る
- リリース時に指に力が入っている
- 取りかけの時点で弦に余計な力を加えている
- 指、またはタブの一部が矢に触れる
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上下左右に外れる原因3、身体、顔
考えられる原因は以下のとおりです。
- 体(肩のライン)が、的に対してズレている
- 顔の向き、角度がズレている
- 体が反っている、あるいは前傾、後傾している
- 利き目と反対の目でエイミングしている
- アンカーの位置が異なる
- アンカリングの軌道が異なる
- 弦サイトがズレている
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上下左右に外れる原因4、弓矢などの道具
考えられる原因は以下のとおりです。
- サイトがズレる(某社製のサイトに多い)
- レストがズレている、壊れている
- 弓のセンターショットがおかしい
- 弓自体が曲がっている
- 矢のスパインが合っていない
- プランジャーの力が合っていない
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上下左右に外れる原因5、環境
考えられる原因は以下のとおりです。
- 射場(シューティングラインなど)がズレている
- 強風が吹いている
- 強い雨
矢が上下左右に外れる対策の考え方
とにかく色々な原因が関係してくるので、答えを出すのは難しいです。
一つ一つ地道に可能性を検討していきましょう。ここでは対策の考え方についてまとめます。
外れる傾向をつかむ
いきなり原因を特定のするのではなく、まずは外れる傾向をつかみましょう。
外れるケースと言っても色々な傾向があります。
- 常に外れる
- 最初(最後)の1本だけ外れる
- 疲れてきたら外れる
- 50mではなく30mで外れる
- 6本のうちランダムで1本だけ外れる
まずは傾向を掴みましょう。
逆に傾向がつかめない場合は、いきなり射形(フォーム)を変えたり、道具を変えたりしないほうが良いです。
本来良かったはずのものまで悪くなったりするため、問題が複雑化していき、泥沼化します。
まずは問題が発生する傾向を掴みましょう。
傾向がつかめたら、一つずつ原因を潰していく
傾向がつかめたら、一つずつ原因を潰していきましょう。また、
修正するときは一度に修正するのではなく、一つずつ修正しましょう。
射形を変えつつ、道具も替えたりするのは止めましょう。
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