姿勢を決めるうえで基本となるのがスタンスです。
今回はスタンスのコツをまとめました。
アーチェリーのスタンスのコツ
アーチェリーをプレイする際の立ち方を「スタンス」といいます。
アーチェリーのスタンスの種類
ストレートスタンス
最も基本的なスタンスです。まず初めにならうスタンスです。
オープンスタンス
「オープンスタンス」はストレートスタンスの左足を、右足の土踏まず程度まで後ろに下げ45度くらい開いた状態の立ち方をいいます。
この時、上半身は両足のかかとの上に両肩が来るようになるため、上半身がねじれにくくなり、風に強いという利点があります。
クローズドスタンス
オープンスタンスの逆です。つま先が両方ともに的の反対側に向きます。
オブリークスタンス
オープンスタンスの変形ですバージョンです。的側じゃないほうの足も的側に向けます。
斜め向きのストレートスタンスと言った感じです。
スタンスのコツ
重心を意識する
同じスタンスでも、どこに重心を置くように意識するかで感覚が結構変わってきます。
- 的側? 反対側?
- 体の前側? 背中側?
- 両足の中心?
これだけでも5パターンありますね。最初の4つのスタンスと組み合わせると20パターンにもなります。自分なりに安定する重心の位置を見つけてみてください。
スタンスの作り方を意識する。
例えば、
- 左足の位置を決めてから右足を決める
- 右足の位置を決めてから左足を決める
これだけでも少し感覚が変わります。最適な順序と角度、重心が決まるように色々と試してみましょう。
肩と腰のラインを意識する。
オープンスタンスでありがちなのが、押手の肩が抜けてしまっているパターンです。
どんなスタンスでも良いですが、押手の肩がまっすぐ的を向き、また肩が上がってない状態を目指しましょう。
また、肩だけでなく、腰もねじれてしまっていて、オープンスタンスっぽいストレートスタンスのようになってしまっているパターンもあります。
オープンスタンスは本来、肩と腰の角度に差をつけることで背中の筋肉で引く感覚をつかむ方法です。
一緒になってしまっていては意味がありませんので、肩の腰のラインには気を付けましょう。
なお、私もそうでしたが体が反り気味な人は肩と腰が一緒になりやすく、オープンスタンスには向いていないようです。
(オープンスタンスには数回チャレンジしましたが、最終的にストレートスタンスにしてました。)
オープンスタンスとストレートスタンスはどっちが良いの?
よく聞かれる質問ですが、最終的にはどちらでも良いです。
確かに一般的にはオープンスタンスにする人が多いですが、オリンピック選手でもストレートスタンスの人もいます。
とにかく「安定する、疲れにくい、スコアが良い」ほうのスタンスを採用しましょう。
まとめ
スタンスのコツは
- 重心を意識する
- スタンスの作り方を意識する
- 肩と腰のラインを意識する
- 安定する、疲れにくい、スコアが良いスタンスを採用しよう。
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