試合中でも練習中でも、弓を引いていて「なんか違うな」という感覚になるときありますよね?
すぐに違う原因に気が付けばいいですが、そのままにしておくと射形を崩したり、スランプに陥ったりする原因になります。
「なんか違うな」と思った時に立ち直る方法をまとめました。
いつもと引いている感じが違う原因は
体が冷えている
体が冷えていると全体に動きが小さくなりやすく、いつもと違った感覚になることが多いです。
サイト、ハイトのセッティングが変わっている
サイトが変わると同じ距離でも押しでの高さが変わるため、いつもと違っている感覚になります。
そのままにしておくと、とんでもない方向に飛んでいくことになりますので、こまめに確認するようにしましょう。
スタンスがズレている
的に対して左(あるいは右)にズレて立つと、感覚が結構変わります。
また足の開き具合でも大きく変わります。普段から意識して一定に開くようにしましょう。
(関連記事:アーチェリーのスタンスのコツは? オープン、ストレートスタンスはどっちが良い?
セットアップ、ドローイングのテンポが違う
疲れていないとき、疲れているときでセットアップの高さ、ドローイングのテンポが変わる人は多いです。
調子が変わる原因になりますので、せめて72射全部でテンポが変わらないように普段の練習で体力をつけておきましょう。
(関連記事:アーチェリーのドローイングのコツをまとめてみた
緊張している
緊張すると心臓の鼓動が早くなり、また呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると通常より肩の位置が上がりやすいため、全体的に窮屈な射形になってしまいます。
大事な試合では緊張するのが当たり前です。大事なことは緊張しても通常通りの射形で引けるように、呼吸をコントロールすることです。
なんか違うときに立ち直る方法
体を温める。ホットジェルを使ってみる
矢取りの際に体を動かすなどして体を温めましょう。
また、部分的にはホットジェルを使ってみるのも良いでしょう。
的から視線を逸らして、ほかの場所を見る
焦ってしまっているときは、的から目をそらして他の物をみると良いでしょう。
一旦、冷静になれるはずです。
あえて一射だけ、クリッカーを使わず自分のテンポでシューティングする。
いつもと引いている感覚が違うときは、たいていクリッカーが思い通りにならないものです。
あえて一射クリッカーを使わずに自分のテンポでシューテインぐすると、いつもの自分を取り戻すきっかけになるかもしれません。
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