手汗の原因と、ひどい手汗を抑える5つの方法
手汗の原因とは
まずどうして手汗が起こるかというと、その原因は自律神経内の交感神経が過剰に働く為です。
特に手のひらは緊張や興奮をした際に交感神経が刺激されやすいため精神性発汗の1つ「手掌多汗症」という症状が出ます。
この症状は日本国内では200人に1人が発症しているそうで、根本的な治療方法は今の所ないのですが手汗を改善したり緩和する手段は色々存在します。
手汗を抑える方法5つ
ツボ押しで抑える!
手のひら周辺にあるツボを刺激するのも良いでしょう。
ツボの種類としては手の平の真ん中にある「労宮」、親指と人差し指の骨の間の「合谷」を5秒間押すのを3回繰り返すとかなり汗が落ち着いてくるようです。
生活習慣改善で抑える!
またお薬に頼らずに改善したい方は日々の生活習慣を変える事も手汗を緩和するには大事な事です。
例えば辛い物や汗が出る刺激物を控えて交感神経をあまり刺激しない事が良いでしょう。
また交感神経を抑えて副交感神経を優位にする腹式呼吸を行う習慣を身に着ける事ことや、また睡眠の質を上げる事も効果的です。
塩化アルミニウム液で抑える!
例えば手っ取り早いのが塩化アルミニウム液(市販の制汗剤に使用されている成分)を手のひらに塗り汗を一時的に止める方法があります。
この塩化アルミニウム液は一部の処方箋薬局や通販で販売している薬局も存在しますが、市販の塩化アルミニウム液が配合された制汗剤を使用するのが一番簡単な方法です。
手掌多汗症の解消法としては制汗剤の使用も有効で、市販されている制汗剤を購入して使用すると手掌多汗症の解消につながります。
制汗剤は数多くの商品が販売されていますが、なるべく肌に優しい天然成分を配合しているものを選ぶようにしましょう。
特に敏感肌の方は、無添加で天然成分を配合している制汗剤を選ぶことが大切です。
なお、制汗剤は手のひらだけでなく脇などにも使用することができ、多汗症の悩みの改善に役立ちます。
制汗剤は消臭作用もありますので、汗の嫌な臭いやわきがの悪臭を軽減する効果も期待できます。
医薬品(オドレミン)で抑える!
皮膚科で多汗症の際に処方される多汗症専門のお薬(オドレミン)を服用する方法もあります。
オドレミンは日邦薬品株式会社から製造されている多感治療薬です。
汗腺を塞ぐことによって汗の分泌を直積的に抑える効能があります。手汗を止める方法としては非常に効果的と言えます。
オドレミンは精神状況を原因とする発汗と、暑さによる発汗の両方に備えることが出来ます。多汗症の方はもちろん、暑い夏に向けてはどんな方でも使いやすい制汗剤です。
オドレミンの使い方ですが塗る場所はあらかじめ、しっかりと洗って乾かしておくことが必要です。
オドレミンを取り出して塗るのですが、塗る前に数回振っておく必要があります。
振った後は数滴を手にとって、汗が気になる部分に塗ります。
顔などの繊細な箇所に塗るときには薄めて使います。
塗るときは肌にしっかりとすりこむようにするのがポイントです。
オドレミンは薬局やドラッグストアで販売されており、昨今ではインターネット通販でもお馴染みとなっているので簡単に購入できます。特に緊張する場面の直前には塗っておくと安心です。
まとめ
手汗を抑えるために出来る選択肢は複数あります。
悩むよりも行動しましょう!
コメント